※ 共通内容についてはこちらをご参考下さい。 >> 修理依頼時・共通箇所撮影方法
まずは破損個所のアップですが、折れたり・外れたりしている場合は、破損して取れているパーツは無い状態で、真上からではなく斜めの角度から撮影します。
ネジやビスが緩み・外れよりパーツが取れただけなのか、固定パーツもしくはハンドル本体に破損が生じているのかを確認できます。
なお、撮影が真上ではなく斜めの角度の方が良い理由は、破損状況と併せてハンドルがボディに対して「埋め込み」or「外付け」の判別、ハンドルの「土台の形状」などの確認が容易となるためです。
パーツが外れている・一部破損もしくは全損と、スーツケースのボディから何かしら外れている場合、その外れたパーツ・部品を元の位置に戻して撮影をします。
元の位置へ戻せない場合があると思いますが、戻せる範囲で大丈夫です。
この撮影写真により、不足したパーツがあるのかを確認できます。外れただけであれば再装着の工数・工賃のみでOKですが、パーツに不足がある場合は必要に応じて取り寄せ・そのパーツの費用も追加で必要となります。
※ 外れたパーツがある場合でも破損が乗じている際は取替が必要となる場合がございます。
ハードタイプ(布・革製のソフトタイプではない)のスーツケースの場合、サイドハンドルが”幅が狭い上部側”と”幅が広い側面側”の2箇所ある場合がございます。
そういった際は、問題のない方を撮影してください。それにより、スーツケース自体のイメージがよりわかることと、破損アップと比較して破損状況及びパーツ自体の損傷度合いを把握することが可能になります。
ハンドルは似通ったものが非常に多いため、写真提供のご協力をいただけるとありがたいです。
※ 共通内容についてはこちらをご参考下さい。 >> 修理依頼時・共通箇所撮影方法
上部から撮影することで、ハンドル持ち手部分の形状を確認となります。
引っ張りハンドルは色・形状・サイズともに似たものが非常に多いパーツです。そのため、ベテランの職人でも確認に時間を要すことがございます。
特に重要なのが持ち手部分の色・形状・サイズ、そしてボタンの形状・サイズ感です。これらがハッキリとわかるように撮影して頂くと幸いです。
続いて横方向からの撮影により、パイプの素材・長さ・段数を確認となります。
素材には「アルミ」制のものが多いですが「アルミ」と「マグネシウム」の合金制がございます。
パイプの段数も1段だけのものから2・3・4段タイプと様々あり、それに応じて1本毎の長さも異なります。またパイプが1本タイプのもの、2本タイプのものもございます。
これらを全て確認させて頂いております。
引っ張りハンドルはボディ内部に貫通し底の方まで伸びており、ボディ内部に固定されております。
それが見えないように、また収納したお荷物の邪魔にならないように内装生地で覆われております。
そのため、修理においてはこの内装生地が特に影響するため、場合によっては内装生地を取り外す工程も必要となります(スーツケースの種類によっては必要ないこともございます)
こちらに関しては 撮影ポイント「共通」 にも記載しておりますので、併せてご確認ください。