※ スーツケース・キャリーバッグ以外でも基本は同じ要領になります。
破損個所より重要なのが「修理品全体」です。メーカー・型番が分からない場合でも大きさ・形状・色等より弊社の職人であれば、おおよそ特定が可能です。
例えば、「背側が黄色・腹側が白色」「20㎝前後」「ぜいごがある」といった特徴から、「鯵(アジ)」かな?といった要領です。あとはマアジ?丸アジ?ムロアジ?・・・と、全体のフォルムやヒレ等のパーツの特徴を見ていきより特定していくように、スーツケース・キャリーバッグでも同様に絞り込んでいき特定していきます。
そのためにも、「修理品全体」を撮影し送って頂くことは仮お見積りにおいて、とてもとても重要なこととご理解いただければ幸いです。
修理品全体のお写真からおおよそ特定が可能ですが、もし修理品にメーカーロゴや型番の記載・タグ等があれば是非撮影してください。
これらを撮影して頂き送っていただくことで100%に近い断定が可能となり、より仮お見積りの精度がUPします!
※ 左の例は「AMERICAN TOURISTER(アメリカンツーリースター)」です。
ご購入時のレシートや領収書・保証書等にもメーカー名や型番が記載されているケースが多いため、こちらを撮影・スキャンしてお送り頂いてもOKです。
インターネット(Amazon・楽天・メルカリ・ラクマ 等々)でご購入された方は、購入ページや注文履歴のページを撮影・キャプチャして頂くのもアリです!
※ 右の例は「Amazon(アマゾン)」の注文履歴です。上部メニューの「注文履歴」から確認ができます。
3つ目は「内装側」の撮影です。
修理を行う際にスーツケース内部・内側からの作業が必要になるケースが大半を占めております。そのため「内装側」を撮影して頂くことで修理の難易度を確認することが可能となります。
例えば、単純なパーツ交換で事が済みそうな修理の場合でも、内装生地がびっしり縫製されており、この生地を解かないと修理が出来ないといったケース。この場合は「パーツ交換」という修理項目に加え「内装縫製」という修理項目が追加され工数(=修理日数)・工賃共に増えてしまいます。
仮お見積り段階で「内装側」のお写真をお送りいただくことで、修理の難易度を測ることが可能となりますので、ご協力いただければ幸いです。
※ 右の例だと「縫製」箇所がよくわかり、さらに中央に「チャック」があるので「縫製を解く必要がなく修理ができるかも。」ということがわかります。(修理箇所次第では縫製を解く必要があります)
破損箇所・状況に応じた確認ポイント、撮影する際のワンポイントを解説しております。
お客様の状況に応じてご参考にして頂ければと思います。
>> 修理依頼時・共通箇所撮影方法 もご確認ください。